テレビ塔のある町

c0052630_17261825.jpg打ち合わせを終えて取引先のビルを出た。
ぬるい空気の向こうにテレビ塔。デジタルの表示が時刻を知らせる。
ホテルやオフィス、マンションなど高層ビルがどんどんと建てられ、その高さ自体はもう珍しいものではないけれど、私たち札幌市民はテレビ塔を愛している。
大通公園を抜けるとき、創成川をわたるとき、やはり見上げ、車や腕時計と時刻を見比べる。
たとえば見晴らしのいい峠から札幌市内を見渡すとき、真っ先に探すのはテレビ塔だ。プリンスホテルもJRタワーも目立つけれど、必ずテレビ塔を探す。
テレビ塔は札幌の東西南北の基点だ。それを境に条丁目が表示される。自分の家や目当ての建物を探すときの道しるべ。テレビ塔はそうやっていつも見られてきた。
札幌生まれにとってテレビ塔は子供のときからあった、そして今もほとんど変わらない眺めの一つ。誰もが親として、子として一度は上り、そしてまた親として、祖父母として上る……。どんなに高い建物ができても、どんなに面白い施設ができてもテレビ塔はやっぱり札幌のシンボルに違いない。
そして12時、テレビ塔のライトアップが消えると、マチは本格的な夜遊びモードに突入、ちょっと罪悪感の感じる時間が始まる。

さっぽろテレビ塔
昭和32年開業のテレビ用アンテナ。アンテナまでの高さ147.2m。展望台まで90.7m。設計は東京タワーや名古屋のテレビ塔と同じく内藤多仲。
数年前、躯体の色を塗り替えた時は【色が変だ!】と大論争に。
そもそも公共性の強いテレビ塔を管理会社が勝手に色を変えていいのか?
札幌市民にはかるなり、専門家に相談すべきではないのか?
とうにテレビ用アンテナの役割を終え、入場者数も減ったテレビ塔だが、市民の目はいつも注がれていたということで……。


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Life is beautiful!Life is wonderful! byc0052630_15375963.jpg

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by maltsmam | 2005-07-16 17:26 | ◎今日のわたし
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