カテゴリ:◎ボルネオ島にて( 5 )

スカウ&セピロック…カリマンタンひとり旅の後始末2

c0052630_15264797.jpg 子供の頃から生き物が好きで、何でも捕まえてはよく怒られた。バッタにクワガタ、チョウにトンボ。アメンボを湯船に「放し飼い」にしたときは、こっぴどく叱られた。「学研・科学と学習」に付いてきたアリの巣観察の飼育箱を家の中でひっくり返し、これまたやっぱり叱られた。夏休みには捕虫網を持って、神社の森で夕方まで遊びまくる。外灯が点る前に帰宅するという約束さえもしばしば忘れるほど森で遊ぶ……そんな子供時代を過ごした私にとって、ボルネオ島はまさに天国だった。

ここからがボルネオ島の話ですのん
by maltsmam | 2005-03-19 16:27 | ◎ボルネオ島にて

カリマンタンひとり旅……の後始末1

c0052630_14521163.jpg押し戻す
力失い
身をゆだね
圧倒的な
夕焼けの刻

 見事?に4095mのキナバル山の登頂を果たしたワタクシ。登ったからには下りなくてはいけないという現実が待っていた。すでに足腰は乳酸菌たまりまくりのパンパパーン状態。問題は間もなくやってきた。

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by maltsmam | 2005-03-12 14:51 | ◎ボルネオ島にて

キナバルの御来光はいずこ カリマンタンひとり旅3

c0052630_125817.jpg足元を
見ていてばかりの
山往きは
まるでわたしの
来し方そのもの

 暗闇の中をヘッドライトを頼りに歩き始める。聞こえるのは足音と息づかいだけ。下界にうっすらと青みが差す頃、私は自分の目の前に立ちはだかる壁を見て絶句していた。

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by maltsmam | 2005-03-04 23:59 | ◎ボルネオ島にて

標高3352m、ラパン・ラタ カリマンタンひとり旅 2

c0052630_1365637.jpg 夕陽が下界へと沈み、天上から徐々に闇が降りてくる。茜の空と翳る山容を食堂で見ながら、念願?のビールを1缶購入。下界でも600円(マレーシアはイスラム圏。アルコールは基本的に御法度なので高い)、それがさらに2倍以上。でもこんな天上で飲む機会ももうないからまあイイか。しかし!美味しくない……。疲労困憊の後のビールのはずが、気圧のせいか、気が抜けた感じで、単なる苦い水だった。やはりビールは下界に限るということか。
様々な国の言葉が囀りのように聞こえていた。

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by maltsmam | 2005-03-03 13:07 | ◎ボルネオ島にて

遙かなるローズピーク・カリマンタンひとり旅 1

c0052630_17364551.jpg 愛読誌だったSINRAの企画ツアーに参加したのはいまから約8年前のこと。世界最大の島・カリマンタン(ボルネオ島)のエコツアーに、ジャングルの猿やオラウータンに会いたくて一人で参加した。いまから考えると何とも無謀なのだが、東アジア最高峰・標高4095mのキナバル山を登ることに。ガイドブックには初心者でも大丈夫と書いてあったのだ。用具はひと通りキャンプ道具で代用できる。結果、「良し!」ということになりまして……。登山口近くのホテルに前泊し、早朝から3000m地点の山小屋を目指す。この山小屋に泊まり、頂上で御来光を拝む予定だった。


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by maltsmam | 2005-03-02 17:50 | ◎ボルネオ島にて